山形教育用品株式会社 - 豊かな郷土山形を愛する子どもたちのすこやかな成長を願っています。

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2018年10月26日

「つながり」と「間」

 白露や 茨の刺(はり)に ひとつづつ (与謝蕪村)

002%20%28118x210%29.jpg二十四節気の一つ、「霜降」の季節です。あの暑かった今年の夏が懐かしいぐらい肌寒い朝夕です。今朝の気温は4.8℃でした。何とも寒い!
会社ではクールビズが終了して一月。ネクタイの時期となりました。女性にはご理解いただけないでしょうが、首を布帯で締めるということは極めて苦しい行為だと思います。背筋がぴんと張って活力がみなぎると言う人もいますが、わたしは昔から苦手です。
若い頃は、いつも体育着を着て出勤し、休み時間はもちろん、授業中も体育着、全校教職員写真撮影も体育着でした。グラウンドや体育館で子ども達と遊んでばかりいて、よく教務主任や教頭から「学年主任は休み時間は職員室にいないとダメだ」と怒られました。子どもと遊んで何でダメなの? 多分、連絡や報告もあるのかもしれません。よくわかりません。その後も、ひたすら遊んでいました。

さて、あいかわらず学校における「いじめ」問題が深刻です。連日、マスコミで取り上げられます。未成熟な子どもだけでなく、社会人である大人の世界でも、パワハラ、セクハラ、アカハラ、マタハラ等々、日常茶飯のハラスメントです。他をいじめたいというのは生物的な本能で、それをどうコントロールするかが大事だとも言います。

001%20%28118x210%29.jpg9月に開催された「第57回県少年の主張大会」で、天童市立第三中学校3年の岩淵礼姫(あやめ)さんが最優秀になりました。「人生を駆け抜ける」という題名で、自分が受けたいじめの体験といじめ根絶への主張、願いです。こんなことを訴えています。
「今苦しくて悔しくて、もうこんな人生捨ててしまいたい。そう、思っているかもしれない。わたしもそうだった。でも、死んで何になる。あなたが死んでしまったら、どれだけたくさんの人が悲しむか考えて欲しい。あなたのたった一つの尊い命を捨てないで欲しい。
『生きていてよかった』そう思える日が必ず来るから、全力で生きて。逃げていいんだよ。人生は自分の努力次第でどうにでもなるから、今は自分の命を大切にして欲しい」(山形新聞より一部抜粋)
「限界まで追い込まれた」体験を持つ岩淵さんの訴えには、ワイドショーの薄っぺらなコメントとは違って心動かされます。

003%20%28135x210%29.jpg今年ベストセラーになっている新書に『友だち幻想』(菅野 仁 著)があります。菅野さんの考えには共感するところがたくさんあります。
 一部紹介すると、
「共同体的な凝集された親しさという関係から離れて、もう少し人と人との距離感を丁寧に見つめ直したり、気の合わない人とでも一緒にいる作法というものをきちんと考えたほうがよいと思うのです」

「学校というのは、とにかく『みんな仲良く』で、『いつも心が触れ合って、みんなで一つだ』という。まさにここで私は『幻想』という言葉を使ってみたいのですが、『一年生になったら』という歌に象徴されるような『友だち幻想』というものが強調されるような場所のような気がします。けれど私たちはそろそろ、そうした発想から解放されなければならないと思っているのです」

「『自分のことを百パーセント丸ごと受け入れてくれる人がこの世の中のどこかにいて、いつかきっと出会えるはずだ』という考えは、はっきり言って幻想です」

「過剰な期待を持つのをやめて、どんなに親しくなっても他者なんだということを意識した上での信頼感のようなものを作っていかなくてはならないのです」

自分以外のすべての人間は「異質性を持った他者なのである」という前提に立って、他者との間の取り方、距離感を図りながら、賢く「共在」していくことの大切さを教えられたような気がします。(2018/10/26)

日時: 2018年10月26日 09:37

2018年09月26日

盛岡に「光原社」を訪ねる

 響爽か いただきますと いふ言葉 (中村草田男)

00111%20%28124x220%29.jpgこの句、季語は「爽か」です。「爽やか」とは、もともとはさらりと乾いた秋風が吹くことをいい、その風に包まれるときの感じをいうようになり、さらに秋のここちよい気分をいうようになったそうです。「さわやかな春」や「さわやかな夏」と言うのは本来は間違いで、「うららかな春」、「清々しい夏」とつかうべきだそうです。あくまでも俳句の世界ですが…。

今月中旬、爽やかな秋空のもと、大学時代の友人4人と盛岡市内の観光を楽しんできました。毎年恒例になっている旅行は、大学卒業以来40年以上続いているものです。旅行といっても、観光だけが目的ではありません。あくまでも、情報交換と親睦が目的です。現職の頃は、かなり議論もしました。校長職になれば、互いの経営方針、経営姿勢について激しく論じ合ったものです。退職した今も気持ちは学生時代、常に楽しく、時に激しく、最後は笑っておしまいです。

さて、今回は盛岡在住者が企画した盛岡市内の歴史研修となりました。盛岡市内には数多くの名所旧跡があります。さすがに、鎌倉時代から明治維新まで700年間も盛岡藩を領有し続けた大名南部氏の歴史を感じます。
securedownload%5B1%5D%20%28220x165%29.jpgその中の一つに「光原社」本店があります。「光原社」とは、宮沢賢治が生前唯一の童話集「注文の多い料理店」を発刊した出版社です。「光原社」というすてきな社名も賢治の名付けです。現在は、南部鉄器や漆器の郷土民芸品のほか、国内外の工芸品を取り扱っています。
「いーはとーぶアベニュー材木町通り」にたたずむ蔵造りの店は、なかなかの趣があります。賢治の資料館が建つ中庭には紅葉や竹が茂り、一服の涼を感じさせます。また、同じ中庭にある「可否館」ではおいしいコーヒーをいただけます。

賢治は多くの詩や童話を残しています。どれも賢治の世界観があふれた作品ばかりです。好きな作品をあげるとすれば、「グスコーブドリの伝記」です。冷害に苦しむイーハトーブの農民たちを救うために自分の命を犠牲にする技師、ブドリの話です。挿絵は、当時は無名だった棟方志功です。
その中に次のような一節があります。

00333%20%28220x124%29.jpg「人はやるだけのことはやるべきである。けれどもどうしてももうできないときは、おちついてわらっていなければならん。落ちつき給え。」

家ではいつも、「せかせかしないで、おちついて!」と言われている身です。やるべきことはしっかりとやって、後は腹をくくって笑って待つ、いわば「人事を尽くして天命を待つ」あるいは「泰然自若」、そんな生き方の構えを大切にしたいですね。(2018.9.26)

日時: 2018年09月26日 15:58

2018年08月27日

「銀水荘の“こころ”」に学ぶ

 すでに晩夏 草ぬきんでて 昏れる山  (桂 信子)

「Off Course(オフコース)」の初期のヒット曲に『僕の贈りもの』があります。作詞の小田和正が「夏と冬の間に 秋をおきました だから秋は少しだけ 中途半端なのです」と綴っています。
「処暑」も過ぎ、あっという間に爽やかな秋という感じです、と言いたいところですが、台風やフェーン現象の影響で連日酷暑です。しかし、お盆が過ぎると日が沈むのも早く、午後6時過ぎには空が黄昏れてきます。夕方には、少しだけですが涼しさが感じられます。田圃の稲も収穫を前に稲穂が黄金色に熟し始めています。もうすぐ稲刈りが始まります。もう秋! 秋! 秋! です。中途半端な、秋です。

027%20000%28220x124%29.jpgさて、8月の初旬の炎暑の中、本社クラブの研修旅行で伊豆半島に行ってきました。前日の豪雨の影響もありましたが、総勢22名の旅行隊は、幹事の皆さんのお陰で予定通りの時間とコースで伊豆を満喫してきました。どこに行っても魚料理のおいしいことに全員感激のようすでした。写真は、沼津港での昼食ですが、あまりの豪華さに手が震えています。

宿泊した稲取温泉「銀水荘」は、「プロが選ぶ 日本のホテル・旅館100選」で総合ランキング第4位(料理部門とおもてなし部門では2位)に輝いた一流旅館でした。料理はもちろん、風呂も部屋からながめる景色、そして、おもてなしの素晴らしさを感じてきました。

この銀水荘に、「銀水荘の“こころ”」というメッセージがあります。

009000%20%28124x220%29.jpg「おもてなしは・・・
 接し方も、受け方も、
 お客様により、
 またそのときどきにより、
 千差万別。

 銀水荘でお客様に接する者には、常に『判断』と
『想う心』が、求められております。
 その場の雰囲気、常にお客様の心を考え、想い、
 行動する心。

 ご来遊のお客様からいただく声を真摯に受け止め、
 常に改善に結びつけ、未来につなげる姿勢。
 一人と一人としてお話を伺い、一人ひとりのお客様に 向けて
 想いを伝える。

『当たり前のことを当たり前に』
『当たり前のことをそれ以上に』
 
 銀水荘、おもてなしの心。」

すばらしい。見事です。このような経営の考え方、姿勢があるから、常にトップクラスのランキングなのでしょう。わたしたち山形教育用品も学ぶことが多いと感じました。
「『判断』と『想う心』」「当たり前のことを当たり前に 当たり前のことをそれ以上に」
反省させられます。大切にしたい言葉ですね。(2018.8.27)

日時: 2018年08月27日 11:13

2018年07月30日

大人になることは、ときめきや憧れがなくなること?

 一点の 偽りもなく 青田あり (西東三鬼)

冒頭の俳句の「青田(あおた)」のほかにも、「青田風(あおたかぜ)」「青田波(あおたなみ)」「青田面(あおたのも)」といった季語がありました。田圃の稲が青々と成長している様子です。素敵な言葉だと思います。暑い夏空の下、青々とした稲が風に吹かれる光景には一服の涼を感じます。
001%20%28230x130%29.jpg今年は空梅雨じゃないかと思えるほど雨が少ない6、7月でした。梅雨が明けたと言われても、もう6月初めから乾燥した暑い日が続いています。しかし、西日本では7月初めの豪雨で220名以上の方々が亡くなっています。被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。(ちょうどその時、某首相も東京は「赤坂自民亭」やらで宴会を楽しんでいたそうですが…)

さて、当方もちょうどその時、私用で東京に行っていました。東京まで3時間弱の旅です。「東京に行ってくる」と言うと、昔はステータスの高さを感じるものがありました。吉幾三の『俺ら東京さ行ぐだ』の気分です。中学校の修学旅行でディーゼルカーに乗って、初めて東京に行った時は東京のすべてに感激しました。まさしく、「おのぼりさん」そのものです。列車も「おもいで号」という名前で、昭和を感じさせるものでした。東京まで6~7時間ぐらいの旅でした。その時はそれほど長いとは感じませんでしたが、今の倍の時間です。それを考えれば、山形新幹線はミニ新幹線といえども快適です。

便利になったとはいえ、今は昔胸ときめかせたほどの東京への憧れは、もうそれほどありません。「また、東京か」といった感じです。
「マイ・ペース」というフォークソンググループの歌に『東京』があります。サビの部分の「東京へはもう何度も行きましたね 君の住む美し都 東京へはもう何度も行きましたね 君が咲く 花の都」は秀逸だと思います。「『美し都』『花の都』東京」。この頃、そんな東京への憧れもなくなってきている自分が寂しく感じられます。

大人になること、便利になることは、距離感が縮まること、ときめきや憧れがなくなることじゃないかなと思います。幼い時分、家族で七日町に行くことが楽しみでした。バスに揺られてわずか30分ぐらいの距離でしたが、ずいぶんと遠く感じられたものです。修学旅行で松島や福島に行くことは異国に行ったような気分でした。でも今は、車で1時間の距離でも短く感じます。中高の時、自転車であっちこっちと遠出をしました。山形って広いなと思いました。通行人も多く、街全体に活気がありました。今は、寂しい町だなと思うほど小さく感じます。
現実には、昔も今も距離も広さも変わりはしません。自分の気持ち、心の問題なのでしょう。遠いところ、なかなか近づけない存在に人はときめき、憧れを抱くのではないでしょうか。いろんなことに憧れを持つことがなくなってきたことがちょっと悲しいです。大人になったからというより、年を取ったからなのかなと考えてしまいます。

002%20%28230x130%29.jpgところで、東京銀座のホテルの部屋から田圃が見えました。驚きました。田圃と行っても、隣のビル屋上の一枚の田で稲作をしている光景です。しかし、驚きました。「東京の中心地銀座のど真ん中に田圃か!」数十m先には歌舞伎座が見えるではありませんか。しばらく、見入ってしまいました。
ときめきや憧れはだんだんとなくなってきても、新しい発見はあるものです。そんな小さなことを大事にしたいなと思います。
「田一枚 植えて立ち去る 柳かな」の芭蕉の心とは違うかもしれませんが、今年も憧れだった東京に立ち寄ることができたという思いで帰形したところです。(2018.7.30)

日時: 2018年07月30日 13:42

2018年06月28日

ブラックと言われる職場“学校”

 梅雨晴れの 夕茜して すぐ消えし (高浜虚子)

DSC_0064%20%28220x124%29.jpg山形も梅雨入りしました。雨は嫌いです。好きな人はいないかもしれませんが、田植えが終わった後の田圃の水面に雨がしとしとと降る光景は風情を感じます。でも、今年は休耕している田圃が多く、ちょっと寂しいです。

NHKで『やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる』(通称「やけ弁」)という、なんとも変な題名のドラマが4月から5月にかけて全6回放映されました。副題に「スクールロイヤー(学校弁護士)」とあります。新進気鋭の若手弁護士が、「いじめ」「体罰」「モンスターペアレント」「教師の過重労働」など様々な問題が多発する学校に配置され、法律を武器に教育現場の再生に向け立ち回るという内容です。
神木隆之介演ずる頭の切れる青年弁護士がなかなか痛快です。法律と理屈で、難題を次々に解決していきます。と、言いたいのですが、それほど現場は甘くありません。時には、自分自身の不登校体験や、被害者生徒の心の奥に踏み込みながら解決の糸口を見いだそうとする姿にはちょっと感動を覚えます。そこには、『ごくせん』や『GTO』のような、民放ドラマの「切った、張った」といった、刀で一刀両断するような痛快活劇ストーリーはありません。「ブラック」と言われる学校の長年溜まってきた膿を何とか取り除こうと悩み、葛藤する姿に、今の先生方の姿がダブります。

00200%20%28220x165%29.jpg第3回は部活動中の事故をめぐり、専門外の部活動を担当している臨時教員が責任を取って学校を辞める話でした。
お付き合いのある保険会社の支社長さんが言っていました。県外に住まわれる娘さんの中学校では、毎朝7時から部活動の「朝練」があると。えー! と、驚いてしまいました。調べると、全国で4割もの中学校が朝練を実施しているようです。
2017年にスポーツ庁で実施した中学校の運動部活動実態調査をもとに、内田良、名古屋大学大学院准教授が都道府県ごとの部活動時間を算出しています。それによると、男女平均の部活動時間は千葉県が最長で週18時間50分(土日も含む)、1日平均2時間40分、最短は岐阜県で週11時間30分、1日平均1時間40分だそうです。何と、週当たり7時間、1日1時間もの差があります。
山形県は全国41位で下位に位置し、1日平均2時間ぐらいでした。平均的な数値です。基本的に、朝練はどこでもやっていません。お隣の宮城県では、今年3月に部活動ガイドラインを改定し、朝練を原則禁止にしました。当然だと思います。授業前に運動して、放課後もまた運動といった運動漬けでは、勉強大丈夫なのと考えてしまいます。しかも、早朝指導するのは学校の先生でしょ。授業大丈夫なの、健康大丈夫なの、とこれまた考えてしまいます。

DSC_0065%20%28220x124%29.jpg今、いや、これまでも学校はブラックだったんでしょう。いじめや不登校、毎日の生徒指導や部活動、保護者対応、連日の会議、夜遅くまでの勤務や休日出勤。それを当たり前だと信じていた頃は、「すべては子どものため」という錦の御旗を自ら掲げていたのかもしれません。でも、今はその旗を少し下ろしてもいい時代に入ったんではないでしょうか。
悩めるスクールロイヤー田口。でも、決して暗いわけではありません。颯爽としています。その姿には、今日ダメでも、明日がんばろうという明るい意志が感じられ、救われます。Part2を期待したい。

<追記>
これを書いていたちょうどその時、茨城県の県議会で、教育委員会からの朝練禁止のガイドライン提案に対して、「やる気がある生徒にどう応えていくのか。本当に生徒のことを考えて方針をつくったのか」という反対の立場から意見が出され、もめにもめたそうです。いろいろな立場、意見があるなあ、とあらためて簡単には解決できない難しさを感じました。でも、今の部活動のあり方にやる気が感じられない生徒や、業務軽減、改善が強く求められている先生方のことを第一に考えてもらいたいものです。(2018.6.28)

日時: 2018年06月28日 09:31

2018年05月30日

変わる街中 寂しい山形市七日町界隈

 紫陽花に 雫あつめて 朝日かな (加賀千代女)  

通勤途中に霞城公園の中を通ってくる時があります。土手の桜の木も鮮やかな緑葉におおわれ、まさに目にも眩しい青葉に衣替えです。現在、「山形城復元」事業の一環として、本丸西側の発掘作業が行われています。遅々として作業は進んでいませんが、久しぶりに通ると風景の変化に驚かされます。

これも風景が変わっていく話です。
0530018%20%28220x165%29.jpgこの4月、山形商工会議所が創立120周年を記念して特集号を発刊しました。「グラフィティ」と称するだけあって、たくさんの写真が掲載されています。明治から平成までの珍しい写真がたくさん載っていますが、その中の1枚には驚きました。それは、昭和47年10月の日曜日、七日町で行われた歩行者天国の様子を写したものです。
富岡楽器店から交差点を挟んで北西にあるマンション付近を写した写真には、ものすごい人だかりが写っています。ざっと数えて400人以上の人、人、人です。ちょうど北西角に大手スーパー「ジャスコ」が開店した直後ということもあって、終日5万人の人出になったと説明書きにあります。ほとんどの女性が大きな紙袋をさげながら人混みをかき分けて歩いています。銀座の歩行者天国に匹敵する混雑ぶりです。
あれから46年、この界隈は車は通っても歩いている人は多くありません。夕方も閑散としています。老舗デパート「大沼」の横にあった甘栗店も閉店しました。もう、あの香ばしい焼き栗の香りもかげません。「みつます」跡にあったコンビニもいつの間にかなくなっていました。一大商店街を誇っていた七日町も、櫛の歯が欠けたように更地が目立っています。

0530001%20%28165x220%29.jpgそういう自分も、飲み会の他にはほとんど通らなくなりました。そこで、散歩がてら日曜日に、十日町角から旧県庁「文翔館」まで写真を撮りながら歩いてみました。久しぶりの雲一つない晴天、清々しい陽気の中を出発です。
十日町角、昔は「いなり角」と呼ばれ、菓子店や医院、食堂があって賑やかな一角でしたが、今はマンションやホテルが建ち、歩道も整備されて落ち着いた雰囲気です。その「いなり角」から紅の蔵前を通り、山銀十日町支店まで。ここには、まだ中高年向き衣料品店「糸惣」ががんばっています。「カバンのフジタ」も健在です。
山銀十日町支店から山形中央郵便局まで。山銀の西向かいには菓子店「山十大屋」のレトロな建物がありました。モダンな店構えに入るだけでも緊張したものです。もう今は駐車場になってしまいました。さらに北にさかのぼると、寝具店「のむらや」と食品問屋「丸太中村」の風格ある建物があります。「丸太中村」の立派な門構えの入り口には『個人の住宅です』という表示があります。文化財と間違って入ってくる人もいるのでしょう。そのぐらい格式を感じるたたずまいです。30mほどのぼると教会のような石造りの建物がそびえています。「吉池小児科」です。こちらも立派です。モダンです。調べたら、大正元年(1912年)竣工だそうです。郵便局北側の瀬戸物屋「市村本店」はまだ健在です。ここまでが十日町商店街です。

0530007%20%28220x165%29.jpg東北電力交差点から大沼デパートまで。このあたりは本町商店街と七日町商店街になります。絵画材料店「彩画堂」、「ゆうき」呉服店、「グランドホテル」、仕出し屋「エビスヤ」、「八文字屋」書店など、まだまだ老舗ががんばっています。しかし、この界隈が一番寂しくなりました。グランドホテルを少しのぼった「さかいそば屋」は、建物の周りが全部駐車場です。まるで、中国の嫌がらせ土地収用の孤立した土地のようで、なかなかの風景です。
さて、いよいよ大沼デパート前、問題の写真の場所です。人がいません。多く見積もっても14、5人です。高層マンションがそびえ、広場が整備されていますが、人がいません。「セブンプラザ」は改装のため、空きビルになっています。憩いの場所として整備された「御殿堰」にも人が一人もいません。昔ここにあった宝塚映画館、特に小劇場にはずいぶんと通いました。旧松坂屋「ナナビーンズ」1階の紅茶専門店が賑わっているだけでした。
ここから旧県庁「文翔館」までは昔とさほど変わらず、市役所、銀行、JAビル、県民会館といった、山形市一番の中心エリアです。しかし、日曜日で人通りはほとんどありませんでした。人がいないので、なぜか落ち着きます。

0530010%20%28220x165%29.jpgわずか1、2㎞、時間にして30分の散策でしたが、街並みの寂しいたたずまいにため息をつくしかありませんでした。あの写真の時の賑わいは夢の跡のようです。実際に歩いてみると、中心商店街の現実が一目瞭然です。「Google Map」のストリートビューを見れば、歩くことも必要ありません。また、山形の今と昔をブログと写真で紹介されている方もいらっしゃいます。しかし、実際にこの目で見、肌で感じることで現実が理解できます。
昔を懐かしむことは、自分も年を取ってきた証拠だと寂しくなります。現実逃避だとも言われます。しかし、「ノスタルジーは、私たちの『今』を見つめる目を変える」という人もいます。その意味でも、とてもいい体験をすることができたなと思う一日でした。(2018.5.30)

日時: 2018年05月30日 15:25

2018年04月26日

子どもの作文に思う

 葉桜に とどき日となり 風となる (後藤比奈夫)  

201804006%20%28165x220%29.jpg行く春です。吹く風にも春を惜しむ声が聞こえてきそうです。山形市内は桜もすっかり散り、葉桜となってしまいました。この季節、好きな曲にフォークデュオ「風」の『ささやかなこの人生』があります。伊勢正三が綴った歌詞「花びらが散ったあとの 桜がとても冷たくされるように 誰にも心の片隅に 見せたくないものがあるよね」で始まるこの曲は自分の青春時代そのものです。…また、脱線しました。

さて、毎年2月に山形県教職員組合発行の『山形の子ども 第45集』を本社にも送付いただきました。わたしたち山形教育用品も発行に協力している歴史ある文集です。
その中の一つ、寒河江市立白岩小学校1年 ぬのかわりこさんの作文「たしろであきをみつけたよ」の一部を紹介します。
 
『まつぼっくり、みつけた。』
『いっぱいあるよ。あ、これ大きい。』
201804007%20%28165x220%29.jpg まえのたしろ小学校のグランドには、まつぼっくりが、たくさんおちていました。
『すごい。きょうたろうくんのおばあちゃんがいったとおりだね。まつぼっくりひろいきょうそうだ。』
『ぼく、いっぱいひろったよ。』
 こうすけくんも、いっぱいひろっていました。小さいまつぼっくり、大きいまつぼっくり、いろいろあります。まるくてかわいいまつぼっくりです。まつぼっくりけんだまや、マラカスができそうです。
 一、二年生で、まえのたしろ小学校のところに、あきをさがしにいきました。たしろには、あきがいっぱいありました。
 三ぱんは、なずなちゃんとりゅうだいくんと、ゆうかちゃんです。みんなではしってきょうそうもしました。
 わたしは、くりと、はっぱの大きいのをひろいました。たしろは、すごくひろかったです。どんぐりもみつけました。たしろは水がいっぱいです。まわりも山がいっぱいです。山のほうから、はっぱのにおいがしてきます。

きっと生活科の「秋をさがす」学習で旧田代小学校に行ったのでしょう。りこさんの田代の自然にふれあった時の思いが、素直で感性豊かな文章表現で語られ心が温かくなります。特に、最後の「山のほうから、はっぱのにおいがしてきます。」からは、田代の秋を実感させてくれます。
田代小学校は平成24年3月に閉校し、翌25年4月に白岩小学校に統合されました。閉校当時のK校長先生、I教頭先生とは顔なじみでもあり、一度閉校前にお邪魔したことがあります。葉山に連なる山間の校舎に、全校児童12名の明るく元気な声が響いたことが思い出されます。

201804005%20%28220x165%29.jpg今、急速な少子化の影響で全国的に小中学校の統廃合が加速しています。山形県内の今年度の小学校数は243校、中学校数は99校、合わせて342校です。これは10年前に比べて、100校以上の減少になります。1つの町や村に1小学校、1中学校が当たり前になってきました。分校も、自分が新採当時は100校近くあったものが、今は課題を抱える子ども達の自立支援を促す学校教育施設としての分校が小中1校ずつあるのみです。昔のようなへき地にあった分校は1校もなくなりました。時代の流れですから仕方ないと思いますが、寂しい限りです。
学校はなくなっても、りこさんのようなふれあいはいつまでも残していって欲しいなと思います。(2018.4.26)

日時: 2018年04月26日 13:24

2018年03月28日

入学シーズン ランドセルも制服も高いですね

 ランドセル 小さくなりて 卒業す  (佐藤淑子)  

そろそろ入学シーズンです。それを待っていたかのように、陽気も日に日によくなってきました。昼の気温は20℃を超える暖かさです。平年以上に積もった雪も、すっかり消えました。3月なのに春爛漫という感じです。
0010328%20%28220x165%29.jpg県内の小中学校の卒業式も終了しました。県内の今年の卒業生、小学6年生は9,000人、中学3年生は10,000人です。10年前と比べると、小学校、中学校ともに約6,500人も減っています。表題の俳句のランドセルではありませんが、制服メーカーやランドセル、カバンのメーカーにとっては、われわれ教材販売会社と同様、このような少子化は極めて大きなマイナス要因だろうと思います。新入生用品販売メーカーも経営を維持するためには一人当たりの単価を高くしないと成り立っていかないのではないかと思います。
やっぱりというか、制服やランドセルの価格が極めて高い。びっくりする値段です。公立中学校の制服の全国平均価格は5万円前後。ランドセルの平均購入価格も4万円台が主流だそうで、高級なものは10万円近くします。大量生産品ではないので、コストダウンができないそうです。このほかにも入学時には何かと経費がかかります。保護者の皆さんにとっては、この時期、うれしいやら悩ましいやらの心境でしょう。

文科省は隔年で「子供の学習費調査」を実施しています。昨年末、平成28年度の調査結果が公表されました。それによると、保護者が支出した、1年間の子供一人当たりの経費(学校教育費、学校給食費、学校外活動費)平均額は、公立小学校で322,000円、公立中学校で479,000円という結果でした。このうち学校教育費は、小学校が60,000円、中学校が134,000円です。さらに図書、学用品、実習材料等の経費は、小学校で19,000円、中学校で23,800円でした。この調査には、通学費として制服やランドセル、カバンの購入費も入っています。この調査は悉皆ではなく抽出調査なので学校や地域によっては大きな開きはあるでしょうが、この額は保護者の立場からすれば結構な金額になります。

0080328%20%28220x165%29.jpg2月初め、銀座にある泰明小学校のアルマーニ標準服問題が世間を騒がせました。「標準服」という言葉も初めて聞きました。地方の人間にとっては、小学校の通学服なんか自由だろうと思っていました。それにも増して思ったことは、高額な制服、ランドセルにお金をかけるよりも、日常の、読書活動における図書や学習で使用する各種教材、特色ある学校、学年経営に使用するものに、もっとお金をかけたほうがいいんじゃないのかなということです。
この問題を受けて、文科省は3月19日付で「学校における通学用服等の学用品等の適正な取扱いについて」という通知を出しました。その中で「教育委員会は、保護者等ができる限り安価で良質な学用品等を購入できるよう,所管の学校における取組を促す」よう求めています。
学校にとって、保護者の教育費負担軽減は至上命題だと思います。教育委員会からの指導もこれまで以上にあることでしょう。しかし、単に何%カットとか、とにかく安いものという論理では、本当の意味での子ども達の教育力向上にはつながらないと思います。教材販売会社の立場から言えば、子ども達に与えるものは、単に安いだけの「安かろう、悪かろう」の教材でなく、それぞれの学校の子ども達にとって適切な教材、価値ある教材を選定し、使用させていくことが、一人ひとりにしっかりとした学力をつけていくことにつながると思います。文科省も通知の中で「良質な学用品」をと言っています。大事なことは価格だけでなく、質なのです。
学校では、4月の予算組みの時に「前年度と同様」と簡単に決めてしまいがちですが、自分の学校や学年の子ども達の教育力向上のために、どこに、どのように、どのくらい金をかけるかしっかりと議論すべきではないのかなと思います。(2018.3.28)

日時: 2018年03月28日 10:13

2018年02月22日

スコットとアムンゼン

 紅梅の 紅をうるほす 雪すこし (松本たかし)

今年の冬はラニーニャ現象の影響なのでしょうか、全国的に寒いです。そして、大雪です。日本海側はもちろん、首都圏でも何度か厳しい寒波が襲来しました。福井県では、今月6日からは3日間にわたって1,500台の車が大雪で立ち往生という事態が発生しました。平年の7倍の積雪だそうです。山形県でも肘折温泉で最高積雪445㎝という観測史上最高を観測しました。平野部でも平年に比べ2倍以上の積雪です。少々の降雪であれば雪片付けも運動と考えて楽しいものですが、一度にたくさん降り積もるいわゆる「どか雪」になると心も挫けてしまいます。

007%20%28165x220%29.jpg雪が降ると街中はとても静かです。多分、世の中の音が雪に吸収されるのでしょう。昔は外にいても日中はとても静かでした。「しーん」としていると言ってもいいぐらいでした。降り積もる雪の音がよく聞こえたものです。今は日中に音がしないのは正月元日だけのような気がします。絶え間ない車の走る音、クラクション、人の声、エアコンの音、救急車の音等々、何となく街中がざわついている感じです。そういう自分も、酔っ払うと声がでかくなると家人から言われますが。
わたしもそうですが、社員の皆さんも早朝に家の雪片付け、出勤後に会社の雪片付け、家に帰ったらまた雪片付けではたいへんだと思います。雪を楽しむ余裕はないとは思いますが、もうしばらくの辛抱です。「冬来りなば春遠からじ」です。がんばって乗り切っていきましょう。

ところで、昨年末から筑摩書房発行の「世界ノンフィクション全集」全24巻を第1巻から読んでいます。1巻に2から3話載っています。現在第5巻目です。40年前の教員新採時代に、「先生は分校勤務で、何もすることがないんだから全集でも買って読んだほうがいいですよ」と図書販売業者から勧められて購入したものです。しかし、その後2巻ほど読んだものの、忙しさに紛れて手つかずのままほったらかしになっていたものです。
昨年、訳あって家にあった蔵書のほとんど全部を処分したので、読み物がまったくと言っていいほどありません。また、もともとノンフィクション系の本やドラマ、映画が好きなこともあり、まあ仕方なく手元にあった全集に手が伸びたというところです。
ところが、読み始めたものの困ったことがあります。それは、活字が小さくて何とかルーペをかけないと判読できないということです。これには困りました。
004%20%28220x165%29.jpg本はA5判で2段組。文字の大きさは6ポイント、ミリに換算すると2㎜四方ぐらいです。これではとっくに老眼になっている身にとっては、極めて都合が悪い。しかも、この全集はすべて欧米の冒険家が書いたものの翻訳ということで、日本人にとってはこれまた理解しにくい文章表現になっています。また、翻訳者の日本語に対する感性の違いもあり、一字一句きちんと読み取るというより、飛ばし読みといった感じです。でも、寝る前の一杯じゃありませんが、睡眠促進の効果はあります。すぐに、寝つかれます。

さて、これまで読んだ10の作品の中で興味深く読んだのが、チェリー・ガラードの『世界最悪の旅』です。
筆者は、明治44年、人類初の南極点初到達をめざし、ノルウェーの探検家アムンゼン隊としのぎを削ったイギリスのスコット隊の一員です。アムンゼン隊とスコット隊の南極点初到達競争はたいへん有名な話で知らない人はいないと思います。一昔前の道徳の副教材にも載っていたくらいです。アムンゼン隊は、スコット隊が南極点に到達する1ヶ月以上前に南極点に到達し、隊員5人全員が無事基地に帰還しています。それに対し、スコット隊は南極点に到達するも、帰路5人全員が遭難、死亡しました。
筆者は、スコット隊遭難後、捜索隊の一員としてスコット隊の遺体を発見、その後無事本国に帰還し、9年後に本書を書きあげました。実は、題名の「世界最悪の旅」は、スコット隊の遭難記録そのものではありません。筆者自らが1年前に2人の同僚とともに皇帝ペンギンの卵採取のために、厳冬期の南極大陸横断探検の苦難の状況を記録したものです。-70℃にもなる極寒の探検記録は真に迫るものがあって紹介したいのが山々ですが、本題から逸れるので割愛します。

アムンゼン隊の全員無事生還とスコット隊の全員遭難死の違いの分析は多様な観点からなされていますが、興味深いのは2人のリーダー性の違いによる分析です。
アムンゼンもスコットも類い希なる優れたリーダーであることは論を俟ちません。しかし、アムンゼンは幼少の時から極地探検を志す探検家なのに対し、スコットは生粋の軍人です。日本の第一次南極観測隊越冬隊長を務めた西堀栄三郎は、スコットがイギリス海軍式の階級制度を取り入れたチーム運営なのに対して、アムンゼンは隊員の自主性を尊重したチームワークで運営に大きな違いがあったと指摘しています。スコットの階級制度的な上意下達式の運営は、隊員の士気にも影響し、細心の注意を払うことができなかったのではないかとも推測しています。

002%20%28220x165%29.jpg会社のような組織でも集団でも、「やらされている」という思いで仕事をしているのと、自らが強い「やる気」を持って仕事をしているのとでは、チームの活力や組織力の差に違いが出てくるのは当然だと思います。「トップダウン」よりも「ボトムアップ」とも言われます。
また、「フォロワーシップ」という言葉があります。「フォロワーシップ」とは、組織・集団の目的達成に向けてリーダーを補佐する機能・能力のことです。部下の立場であっても受動的ではなく能動的であることです。リーダーの支援も指示を受けるわけではなく自律的に行うこと、主体的に考えて実行に移すことというのが、フォロワーシップの重要なポイントです。
いずれにしても、仕事でも生き方でも自らの「やる気」「モチベーション」が大切だと言うことでしょう。営業でも内勤でも、業務内容は違っても組織におけるそれぞれのポジションに優劣、差はありません。それぞれの持ち場における役割をいかに前向きにとらえポジティブに実践していくか、そしてどう仕事をふり返り、次に生かしていくかがとても大事だと思います。

このノンフィクション全集、一月に1巻のペースで読んでいます。全巻読了まであと2年近くかかる見込みです。最後まで「やる気」を途切らせることなく読み終えたいと思います。(2018.2.22)

日時: 2018年02月22日 15:06

2018年01月18日

新年明けましておめでとうございます

 初日待つ 雪嶺の色 かはりつつ (五十嵐播水)

新年明けましておめでとうございます。今年は2018年、平成30年です。小渕元総理が官房長官時代、正月早々、「新しい元号は『へいせい』であります」と発表した記者会見の場面は今も記憶に新しいですが、もう30年も経ちました。その「平成」もあと残り1年3ヶ月です。「降る雪や 明治は遠く なりにけり」(中村草田男)とありますが、昭和世代にとっては「昭和も遠くなりにけり」の気分で、ちょっと寂しいです。さて、気を取り直して。

%E5%B9%B4%E8%B3%80011%20%28220x220%29.jpg新年の会社の仕事始めの会で次のような話をしました。
「今年は戌(いぬ)年です。戌のことわざに『犬も朋輩、鷹も朋輩』という言葉があります。『朋輩』とは『仲間とか同僚』という意味です。
昔の鷹狩りで、犬と鷹には違った役目があるが、同じ主人に仕える仲間であるという意からきたことわざで、役目や地位が違っても、同じ職場で働けばみな同僚であることに変わりがないから、仲良くすべきであるということだそうです。
わたしたち山形教育用品は現在、役員と社員合わせて69人です。教材販売会社では大変規模が大きいですが、大企業のような規模の会社ではありません。中小規模だからこそ、しっかりと同僚性を発揮していくことが、会社がこれから生き抜いていくための第一の要素だと思います。
そのためにも、常にしっかりと連携を図っていくこと、情報を確実に共有すること、日頃のコミュニケーションを図ることに努めることが極めて大切だと考えます。
前期62期は会社にとって厳しい一年になりました。今期63期は、役員、社員一つになって一年を笑顔で終えることができるように、毎日の努力が確実に、まちがいなく目に見える『カタチ』や『数字』に表れるようがんばっていきましょう」

0022%20%28220x165%29.jpg教材販売会社は全国で何社ぐらいあるのでしょうか。日本図書教材協会発行の図書教材新報によると、都道府県図書教材協会の会員数は実に1,474社を数えます。山形県でも22社を数え、児童生徒数の割合から考えても会社数は極めて多いと思います。
その中でも、わたしたち山形教育用品は社員数69名を数える全国屈指の会社です(あくまでも社員数であり、売上額ではありませんが)。しかも、県内教材販売会社としては、創業63年目を迎える老舗の販売会社です。
そして、会社創業以来、「子供たちの限りない前進と学力の向上」の精神を標榜してきました。そのことに誇りと責任を持ち、これからも着実、確実、誠実に歩みを進めていきたいものです。

社員のみなさん、これまでいただいた学校の先生方のご愛顧やご用命に対して漫然とあぐらをかくことなく、これまでの実績をしっかりとした信用として認識いただき、さらに将来への信頼につなげられるよう本年もがんばっていきましょう。(2018.1.18)

日時: 2018年01月18日 14:22

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